【呪術廻戦】五条悟の紫の術式の漢字は何て読む?登場は何巻の何話?

五条悟(ごじょう さとる)は人気漫画「呪術廻戦」に登場する主要キャラであり、現代呪術師最強と呼ばれる男です。

御三家・五条家の跡取りとして、生まれながらにして唯一無二の才能を持っています。

「六眼(りくがん)」と呼ばれる特殊な目を持つ上に、常に「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」という相伝の術式を使いこなしているので、他の追従をゆるさない圧倒的な強さです。

現在4人しかいない特級呪術師である五条悟ですが、さまざまな強力な術式を有しています。

色の名前がついた術式がいくつかありますが、その中でも最強術式とも言える「紫」

この術式、じつは「紫」ではなく、正しくは「茈」という漢字を使います!

今回はそんな五条悟の術式である「茈」

  • 読み方
  • 登場巻数と話数
  • その他の術式との関係

についてご紹介していきたいと思います。

目次

五条悟の術式「紫」は何て読む?正しくは「紫」ではなく「茈」!!

 

五条悟の術式は、「紫」ではなく「茈」という漢字が正しい名前なんですね。

正しくは虚式「茈」となり、こちらはきょしき「むらさき」と読みます。

呪術廻戦を読んで、この「茈」という漢字を知った方も多いのではないでしょうか?

むらさきと変換すると、「紫」という漢字しか出てこなくて困ってしまった方もおられるかと思います。

常用漢字の「紫」は色の名前を表していますが、こちらの「茈」はムラサキ科の多年草植物のことを表しています。

このムラサキの根は紫根と呼ばれる生薬で、抗炎症作用や抗菌作用などがあるようです。

そして、ムラサキの根で染めた色のことを「紫」と書いて区別するようになりました。

白く小さな花をつける植物なのですが、野生のムラサキはめずしく現在は絶滅危惧種に指定されています。

そんな植物の名を付けられたこの虚式「茈」はとんでもない威力の大技です。

五条悟の虚式「茈」は何巻の何話で登場した?

この虚式「茈」が本編で登場したのは、6巻の52話です。

京都姉妹校交流会の団体戦中、伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)と加茂憲紀(かも のりとし)が対峙しているときに何者かの邪魔が入ります。

ハンガーラック蒐集家(しゅうしゅうか)の男が五条悟だけが入れない帳(とばり)を下ろし、事態は急変しました。

呪術高専生たちに突如襲いかかってきた、呪霊・花御(はなみ)率いる呪詛師軍団。

そして主人公である虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)は、京都校の高専生・東堂葵(とうどう あおい)と一時休戦してタッグを組み、特級呪霊である花御にどうにか食らいつきます。

黒閃(こくせん)を習得した虎杖と1級呪術師である東堂の2人がかりでようやく追い詰めたところ、突然帳が解かれそこに五条が姿を現しました。

花御はすぐに撤退しようとしますが、五条は花御の逃げ足の速さを考慮して

「少し、乱暴しようか」

と術式を発動させます。

それが術式順転「蒼」術式反転「赫」を衝突させて生成される複合術式、

虚式「茈」でした。

花御の体半分を抉り、地面には川の幅ほどある大きな溝が残されていました。

まさに規格外の大技ですね。

五条悟の術式について

https://twitter.com/p_A_q002/status/1325732530968961025?s=20&t=qhBve-ZrWV0S3IVbPXRkTg

先ほど出てきた術式順転「蒼」術式反転「赫」について、一体どんなものなのか簡単に解説したいと思います。

まずは五条悟の生得術式である「無下限呪術」とはなんでしょうか。

「無下限呪術」とは

御三家・五条家の一子相伝術式である無下限呪術は、

自分と相手の間に無限の空間を作り出し、永遠に相手が自分に触れることができない術です。

簡単にいうとニュートラルな止める力と言えます。

まるでバリアのような術式です。

最強に思える無下限呪術ですが、他の五条家の人間がこの術式を有していても、実際に使いこなせるのは五条悟だけだと言われています。

それは五条悟の持つ「六眼」という特別な力があるから使えるのです。

「六眼」呪力の流れを高解像度で視ることができる能力で、精密な呪力のコントロールが可能なためこの術式を扱うことができるようですね。

普段目隠しをしているのは見えすぎて疲れないためで、決してただのカッコ付けではなかったんですね!(笑)

作者の芥見下々(あくたみ げげ)先生は、

「五条の術式はアキレスと亀に出てくる収束する無限級数を現実にするものです」

とおっしゃっています。(2巻 146ページより)

実際にググってみました。

「アキレスと亀」

論破されることを前提にした哲学者ゼノンによるパラドックス理論です。

登場キャラは足の速いアキレスと、ノロマな亀。

ウサギと亀的なお話かと思いきや、ゼノンは「アキレスは100メートル先にいる亀に絶対追いつけない」と主張します。

A地点にいる亀に追いつくまでにアキレスはA地点に行かなければならず、その頃には亀はその先のB地点にいる。

アキレスがB地点に行く頃には亀はその先のC地点にいる。

さらにC地点に行く頃には……

この話は無限に繰り返すことができるので、いつまで経ってもアキレスは亀に追いつけない。

いえいえ、ちょっと待ってください!

亀がアキレスに追いつけないというのならわかるのですが、亀より足の速いアキレスが追いつけないというのは現実的にありえません。

ただの屁理屈に感じますよね?

しかし、この状況を線分の上で表して考えるとどうでしょうか。

「線分を無限個の点の集まりと考える」とします。

間の距離は確実に縮んでいくはずですが、いつまで経ってもゴールに辿り着かなくなってしまいます。

また、「アキレスが亀のいた場所に着いた時、亀は少し先にいる」の状況を繰り返し数えていくとします。

しかし数は無限に続くので永遠に数え終わりません。

不合理だけどなかなか反論しづらいですよね。

じつは無限に繰り返せる話と、時間や距離の無限を混同していることが間違っています。

このゼノンのパラドックスをアリストテレスという哲学者が論破しました。

無限に説明を続けられる可能性がある(可能性無限)からといって、アキレスが亀を追いかける運動が無限に続くことはありません(現実的無限)。

だからこの話に矛盾はないと説明しました。

円周率がわかりやすい例えだと思います。

円周率の小数点以下は無限に続きます。

ですが現実的には3.14やπとみなして計算することができるので、完結していますよね。

ゼノンは「アキレスが亀に追いつく直前までは亀に追いつけない」ということを無限回の施行に言い換えているだけなんです。

無限級数

無限級数とは、数列の項を順に無限に足し続けたものです。

数列を右から順に電卓で足し続けるとして、無限に足し続けるので永遠に計算が終わることはありません。

「1+2+3+4+5+6+……∞」

この無限級数は「無限大に発散する」といいます。

ではこちらはどうでしょうか?

「1+0.9+0.09+0.009+0.0009+……」

こちらは無限に足していくと答えは限りなく2に近づいていくので、

この無限級数は「2に収束する」と表現できます。

「収束する無限級数」というのはこちらのような現象になります。

もし無限でなく有限数だった場合、限りなく近づくものの絶対2にはなりませんよね。

小数点の後に何億何兆桁もの9が並んだとしても、2を超えることはできません。

無限は現実には数えられないので、結局収束する値に辿り着くことはできない。

つまり、五条悟に近づこうとしても、近くなればなるほどスピードが遅くなり近づけない。

いつか触れることができるかもしれないが、それは無限の先なので結局近づけないことになります。

それが五条悟の無下限呪術なのです。

五条の術式はファンタジー

アキレスと亀の話は現実的に考えるとありえませんが、現実にありえないことを現実にできるとしたらどうでしょうか?

芥見先生曰く、五条の術式の無限級数はファンタジーとのことです。

少年漫画なのでもちろん呪術師の存在もフィクションだとは思いますが、もしかしたら本当に存在しているかもしれないと思えるくらい設定がよく練られています。

五条の術式は、至る所にある無限を現実に持ってくる術式です。

術式順転「蒼」

術式順転「蒼」は、じゅつしきじゅんてん「あお」と読みます。

こちらは無下限呪術を強化した引き寄せる力です。

五条なら術式における数列の項数を、簡単にちょいと書き換えることなど容易くできそうですよね。

術式における項数の値をコントールして負の数に収束することができるとすると、

0よりマイナス(負の数)になるので、ブラックホール的な原理で吸い込まれるのかもしれません。

呪い自体がマイナスな存在なので物質そのものが消滅してしまいそうなイメージですね。

術式反転「赫」

術式反転「赫」は、じゅつしきはんてん「あか」と読みます。

こちらは「収束する」力である術式順転「蒼」と反対に、「発散する」力を作り出します。

簡単に言えば、無下限呪術を強化した弾く力です。

マイナスとマイナスを掛け合わせると、プラスになるという数学式をイメージするとわかりやすいですね。

多くの呪術師は人間の回復術として反転術式を行います。

しかし、負の存在である呪霊にこの正のエネルギーをぶつけたらどうなるでしょうか?

2巻で五条が初めて漏瑚(じょうご)と対峙した時にこの術式反転「赫」を使用していました。

相手が特級呪霊だったせいか大きなダメージを与えられませんでしたが、ものすごく吹っ飛んでいましたよね。

これが弾く力です。

虚式「茈」

順転(負の力)と反転(正の力)という二つの無限を衝突させ、仮想の質量を相手に押し出す技がこの虚式「茈」です。

五条悟は呪術高専時代に、伏黒恵の父・伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)との戦いで危うく命を落としかけます。

死に際で呪力の核心を掴んだ五条は、ついに反転術式を会得しました。

そして、五条家の中でもごく一部の人間しか知らない秘伝とも言える術式、虚式「茈」を完成させたのです。

流石の甚爾もこの一撃によって命を落としました。

間違いなく、最強呪術師である五条悟が扱う最強の術式と言えるでしょう。

【呪術廻戦】五条悟の紫の術式の漢字は何て読む?登場は何巻の何話?:まとめ

いかがでしたでしょうか?

五条悟の虚式「茈」に関する術式などについて紹介してきました。

今回の内容をまとめると、

  • 虚式「茈」の読み方:きょしき「むらさき」
  • 虚式「茈」が登場した巻数と話数:6巻の52話
  • 術式順転「蒼」は引き寄せる力、術式反転「赫」は弾く力
  • 虚式「茈」は二つの無限を衝突させ、仮想の質量を相手に押し出す技

となりました!

それにしても、「茈」と同じように、「蒼」や「赫」も普段使わない漢字を使っていて少年漫画らしくてかっこいい技名ですよね。

ちなみに「蒼」という漢字には「あおい、草木が茂さま」という意味もありますが「青ざめて生気がない」という意味もあるようです。

なので負の力を収束させた順転術式にはぴったりなネーミングと言えます。

さらに「赫」ですが、こちらも「あかい、あかるい」などの意味とともに「勢いが盛んである」という意味があります。

負と負の力をかけて正の力に反転させたので、命の勢いが盛んな感じが表されていますね。

かっこよさだけでなく意味もピッタリで素晴らしいネーミングセンスだと思います。

さすが芥見先生ですね!

 

 

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