【パリピ孔明】KABE太人の読み方や本名は?ラップの名前の元ネタは誰?

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【パリピ孔明】KABE太人の読み方や本名は?ラップの名前の元ネタは誰?

KABE太人は今話題騒然の人気アニメ「パリピ孔明」に出てくるキャラクターで、

主人公の諸葛孔明が『熱いバイブスと敵さえ寝返らせるフローを併せ持つ強力なラッパー』として、月見英子の仲間に引き入れたラッパーです。

MCバトル最高峰のDRBを3連覇を果たし、「言葉の魔術師」「韻の精密機械」「ラップ界の発明王」の異名を持つ実力者KABE太人。

今回はそんなラッパーKABE太人の

  • 読み方
  • 本名
  • ラップの名前の元ネタ

について紹介していきます!

目次

KABE太人の読み方は?

KABE太人の読み方に悩んだ方もいるのではないでしょうか?

アニメでも名前を呼ばれていますが、聞き慣れないとなんと言っているかわからなかったりしますよね。

パリピ孔明の原作漫画を読むと、じつは時々名前の横にルビが入っています。

でも、内容に夢中になってあまり読んでいなかったり、あまり馴染みのない読み方だと覚えにくかったりして、すぐに忘れてしまうんですよね。

私も覚えるまではルビがないと間違えて「かべ たびと?」それとも「かべ たいと?」と悩みました。

KABE太人は「かべ たいじん」と読みます!

冒頭でもお伝えしましたが、KABEはラッパーとしてその実力を認められており、HIPHOPファンにも顔を知られるほどの有名人です。

実力はあれど元々メンタルが強いわけではありません。

バトルで勝ち続けていくうちに周りからの期待を背負い、やがてプレッシャーに押し潰されてしまいます。

ついには急性胃潰瘍で倒れ、以後MCバトルの舞台から姿を消していました。

アニメ5話では、尺の関係からかアニメオリジナルの部分が追加され、深掘りされてより感情移入しやすいキャラクターとなっています。

KABE太人の本名は?

KABE太人はMCネームというものです。

MCネームというのはラップをするときの芸名みたいなものですね。

元々は司会者や盛り上げ役のことをMC(master of ceremoniesの略)と呼んでいましたが、ラップを職業とするMCが増えたので”microphone controller”という意味も追加されました。(※諸説あるようです)

ではKABE太人の本名は、なんという名前なのでしょうか?

その答えですが、アニメでは5話、原作では2巻の後半部分に描かれています。

コインランドリーで出会った怪しさ満載の孔明に勝負を挑まれた、KABE太人。

怪訝に思いながらも、のぞくだけのつもりでMCバトルが行われるBBラウンジに足を踏み入れました。

そしてドリンクを注文しながら耳を傾けていた月見英子の歌声により、学生時代の記憶が蘇ります。

▶︎▶︎月見英子の年齢や身長などプロフィールはこちら!

教室内で音楽を聴いていると、同級生の女子たちに「河辺くーん!」と呼ばれていますね。

見た目は根暗な雰囲気で、気弱な性格のKABE。

慣れない女子から「何聴いてるの?」と話しかけられて、テンパって「音です」と答えてしまいます。

彼に思わず親近感が湧いてしまった人も、少なくないのではないでしょうか。

英子の歌声を聞いたKABEは「あの子の歌、エモ過ぎんだろ」と、ラップを始めた頃の熱い情熱を思い出し、孔明の挑発にまんまと乗ってしまいます。

事前にセットリストを英子に渡してKABEの懐かしの青春ソングを歌わせるなんて、孔明の計略恐るべし。

でもこれで本名が河辺であることがわかりました。

また、ウィキペディアには「本名は河辺太人」と記載されていました。

芸名などを決める際、本名の読み方を変えてつける人も少なくありません。

たとえば、タレントで美容化のIKKOさんですが、IKKOという芸名は本名の一幸(かずゆき)を音読みした”いっこう”に由来しているそうです。

なので、太人も”たいじん”ではなく、普通に読める”たいと”ではないかと思います。

よって、本名は河辺太人(かべ たいと)である可能性が非常に高いといえます。

ラップの名前の元ネタは誰?

KABE太人の名前の由来が気になっている人も多いようですね。

ヒロインの月見英子の名前は、諸葛孔明の奥さん・黄月英(こう げつえい)に由来しているのではないかという考察が広まっています。

KABE太人もまた、三国志にまつわる誰かが元ネタになっているのではないかと噂になっています。

その大きな要因の一つに、KABE太人のライバルとも憧れの存在ともいえる赤兎馬カンフーというキャラの存在があります。

ライバルは赤兎馬カンフー

三国志を知る人はすぐにピンとくるかと思いますが、よく知らない方のために簡単に説明すると、赤兎馬(せきとば)というのは「三国志演義」に登場する名馬の名称です。

赤兎馬は一日に千里を走る名馬であり、元々董卓(とうたく)という人が持っていました。

その後赤兎馬は呂布(りょふ)という武将の手に渡り、その呂布を討ち取った魏の武帝・曹操(そうそう)が蜀の名将だった関羽(かんう)を家臣にしたくて気を引こうと与え、最終的に関羽の愛馬となったという話があります。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、赤兎馬カンフーの”カンフー”も”関羽”にかけているようにも思えますよね。

赤兎馬カンフーは、KABEが初めて聞いたHIPHOPのラッパーです。

KABEと同じクラスの底辺で、よくいじられていた佐々木。

そんな佐々木が放課後に怖そうな人たちと楽しそうにサイファーをしているところを目撃し、そのことを話すと佐々木から「聴いてみる?」と一枚のCDを渡されました。

それが赤兎馬カンフーのCDだったのです。

赤兎馬カンフーは「制御不能の荒馬ラッパー」や「HIPHOP界の若きカリスマ」と賞され、多くの人が憧れる人気ラッパーです。

KABEも赤兎馬カンフーのラップに憧れリリックノートを作ったりと、佐々木と毎日のようにMCバトルの練習を重ねていたのでしょう。

そして夢見た赤兎馬とのMCバトルで、KABEはなんと赤兎馬に勝利しました。

しかし、憧れの赤兎馬に勝利してしまったことによってプレッシャーを感じるようになってしまいます。

その後、KABEはMCバトルで勝ち続けますが、対戦相手からのディスやオーディエンスからのブーイングに耐えきれなくなり、メンタルを削られ倒れてしまったんですね。

赤兎馬カンフーの登場シーンからもわかるように、赤兎馬はリベンジを望んでいましたが、KABEはなかなか立ち直れずにいました。

赤兎馬は姿を消したKABEをずっと探していたようです。

KABEの過去のエピソードからも、2人は重要な関係性であることがわかります。

赤壁の戦い

KABE太人のKABEは”赤壁”からきているのではないかと考察する声が多くあがっています。

赤兎馬カンフーが”赤”で、KABE太人が”壁”とすると、まさに”赤壁の戦い”となります。

赤壁の戦いという名前だけは聞いたことある、という方が多いのではないでしょうか?

三国志にも登場する赤壁(せきへき)の戦いですが、中国長江(ちょうこう)の赤壁という場所で行われた戦いです。

呉の孫権(そんけん)と孔明のいた蜀の劉備(りゅうび)がタッグを組んで連合軍を作り、魏の曹操を打ち負かしました。

この戦いで大きなポイントとなった「火計」なども有名なので、気になる方はこちらも調べてみたら面白いと思います。

三国志を知らなくても全然楽しめますが、キーワードとなる言葉の意味などを知っておくとより楽しめるかもしれませんね。

名前の由来などを考察して楽しめるのも、この作品の面白いところだと思います。

また、KABE太人というキャラクター本人も三国志好きである可能性が高いです。

なぜなら、孔明とコインランドリーで初めて遭遇したとき、帽子ですぐに孔明だと気づきますし、アニメではその時に三国志の漫画か何かを読んでいました。

もしかしたらたまたま読んでいただけかもしれませんが、実はコアな三国志オタクなのではないでしょうか?

つまりKABE自身、憧れの赤兎馬カンフーに絡めた名前にしたくて、あえてローマ字表記にしたとも考えられますよね。

名前からして赤兎馬カンフーが三国志好きなのは明らかですし、その影響でKABEも三国志を好きになった可能性もあります。

キャラの元ネタ?三国志ネタが満載!

https://twitter.com/anidora_record/status/1524033475309084672?s=20&t=zvSj51cp2CoCP-Z3QCFsqA

KABE太人は、三国志に登場する龐統(ほうとう)が元ネタなのではないかという声もありました。

龐統は孫権や劉備に仕え、蜀が建国される上で重要な役割を果たした政治家です。

諸葛孔明が「臥竜(がりょう)」や「伏竜(ふくりょう)」と呼ばれたのに対し、「鳳雛(ほうすう)」と呼ばれていました。

鳳雛とは、これから活躍する可能性がある優れた若者のことです。

KABE太人と孔明とのラップバトルシーンでは、孔明の背景には龍、KABE太人の背景に鳳凰が描かれていました。

まさに伏竜鳳雛ですね!

ちなみに、BBラウンジオーナー小林が「姜維(きょうい)と趙雲(ちょううん)が相対しているようだった」と後に語っていますが、これは三国志演義に出てくる一騎討ちに例えています。

若手の姜維とベテランの趙雲という立ち位置なので、

”ラップ歴の浅い孔明”が姜維で、”3連覇して実力のあるKABE太人”が趙雲ということなのだと思います。

【パリピ孔明】KABE太人の読み方や本名は?ラップの名前の元ネタは誰?:まとめ

いかがでしたでしょうか?

KABE太人の名前の読み方や本名、そしてラップの名前の元ネタなどについてご紹介してきました。

これまでの内容をまとめてみます。

KABE太人のまとめ

  • KABE太人の読み方:かべ たいじん
  • 本名:河辺太人(かべ たいと)
  • ラップの名前の元ネタ:三国志の”赤壁”に由来する可能性が高い

となりました!

それにしても、アニメのラップバトルはとても見応えがあって胸アツでしたね。

今回、HOME MADE家族のMICRO(みくろ)さんがラップディレクションを担当されたそうです。

原作のリリックをほとんどそのままにブラッシュアップされていて、めちゃめちゃカッコよかったです!

ちなみに、木村昴(きむら すばる)さん演じる赤兎馬カンフーが登場するシーンは、個人的にあまりにもイメージ通り過ぎて手を叩いて喜んでしまいました。

「赤兎馬さんが喋ればそれはもうフリースタイル」が見事に表現されていました!

木村昴さんはドラえもんのジャイアンだけでなく、ヒプノシスマイクの山田一郎役でも有名ですよね。

山田一郎もラップバトルをするキャラクターですし、ご本人も元々HIPHOP好きでラッパーとしても活躍され、別名で作詞活動もされているようです。

佐々木を演じる野津山幸宏(のづやま ゆきひろ)さんも、同ヒプノシスマイクで有栖川帝統を演じておられますね。

そして、KABE太人役の千葉翔也(ちば しょうや)さん、諸葛孔明役の置鮎龍太郎(おきあゆ りょうたろう)さんのラップも素晴らしかったです。

どうやらお二人とも他に、Paradox Liveという作品でもラップをされているようです。

これからの時代に活躍する声優は、ラップもできて当たり前!? なんてことになるかもしれませんね。

今後もパリピ孔明から目が離せません!

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